海が大好きな、ひまわりです。
海で思いっきり遊んで家に帰ると思ってた以上に日焼けしてる!ってことないですか?
私も20代の時は日焼けしてこそ!と思って夏が来ると率先して日焼けしていましたが、40代後半に突然シミがたくさん現れて皮膚科に数年通いました。
最近は夏が来ても日焼けしたい気持ちを抑えて日陰を探しながら歩いています。
みなさんに、そんな事がないように紫外線対策アイテムのおすすめを、ご紹介します。
なぜ日焼けをするの?
街でも海でも同じように日光を浴びているのに、どうして海では早く日焼けするのでしょうか?
街より海の方が日焼けしやすいのは、直射日光を多く浴びるだけでなく海水からの照り返しが関係しているようです。
海の水に紫外線が反射することによって紫外線量が多くなり、日焼けしやすくなるメカニズムがあります。
砂辺にいるだけなのに日焼けしてしまうのも、砂辺の照り返しによることが原因ですので、しっかり紫外線対策をしましょうね。
また、日焼けとは紫外線を浴びて皮膚が赤くなって炎症を起こした状態や、その後、皮膚表面に色素沈着し黒くなる状態です。
紫外線にも種類があるのでご紹介しますね。
- UVA(紫外線A波)
- UVB(紫外線B波)
- UVC(紫外線C波)
の3つに分けられています。
UVAとUVBは地上に到達しますが、UVCはオゾン層で吸収されてしまうので地上には到達しません。
UVAは真皮まで届いて肌の老化を進めるといわれていますので、対策をせずに長期的に浴びるとシワやたるみの原因になります。
UVBは赤くなってヒリヒリする炎症を引き起こします。日焼け後にメラニンを増加させて、シミやそばかすの原因になるだけでなく各層の保湿力を低下させて肌のカサつきやキメの乱れなどの悪影響をもたらします。
日焼けって凄く肌に影響あるんだね。
日焼け後は肌ケアもしましょう
日焼けした肌はデリケートな状態なので、なるべく早くケアをして肌ダメージを最小限にしましょう。
日焼け後の肌ケアとか気にしたことなかった。お肌のことを思うと対策しないとね。
冷やす
日焼けした肌にほてりや赤みがある場合は、よく冷やして炎症の進行を抑えクールダウンさせることが大切です。
日焼けした肌はデリケートなので摩擦に注意してください。
顔が日焼けしたら洗顔もなるべくたっぷりの泡でこすらないようにしましょう。
保湿する
日焼けした肌は乾燥して水分が不足した状態になっています。
冷やして肌のほてりや赤みがとれたら、しっかり保湿しましょう。
化粧水で肌にたっぷりと水分を補給したあと乳液やクリームなどの油分で潤いをとどめます。
日焼け後の肌はデリケートになっているので化粧水やクリームをつける際も強くパッティングしたりせず優しく肌に馴染ませることをオススメします。
私はシートマスクで肌にご褒美をあげています。
ラッシュガード
最近では、海やプール等でラッシュガードを着用している人が多くなりましたよね。
ラッシュガードは日焼け対策でもありますが、お洒落をしながら体型をカバーできるメリットもあります。
紫外線対策
紫外線が年々強さを増してきていますので、紫外線をカットしてくれて着るだけで強い紫外線から肌を守り、過度の日焼けを防いでくれるラッシュガードはおすすめです。
日焼け止めクリーム等もUVカットには有効ですが、汗や水に弱く何度も塗り直しが必要になります。
UVカット効果の高いラッシュガードなら、着たままで日焼け止めクリーム等を何度も塗り直すことなく、より簡単に高い効果を得ることができます。
海やプールではもちろん、最近では街でも着れるようなデザインになっているラッシュガードもありますので気軽にお肌を守ることができます。
UPFって何?
ラッシュガードに表示されてる「UPF」というのは衣類の紫外線防止指数です。
この数値が高ければ高いほど紫外線防止、日焼け防止に効果があります。
よく似た数値に「SPF」や「PA」といったものがありますが、日焼け止めクリームなどについてる紫外線防止の指数になり、衣料品などのUVカット率を示す指数は「UPF」になります。
- UPF40~50 UVカット率95%以上
- UPF25~39 UVカット率90%以上
- UPF15~24 UVカット率85%以上
このように「UPF」は3種類に分類されていて15以上で防御効果があります。
50+が最高値になりますので50以上のものは全て「UPF50+」と表記されます。
体型カバー
ラッシュガードはデザインによって体系カバーが叶います。
水着ではカバーできないお腹周りや二の腕、お尻のラインなど気になるところをさりげなくカバーしてくれるので体型を気にせずレジャーを楽しむことができます。
防寒対策
海やプールに入った後に濡れた身体の防寒対策にも役立ちます。
ラッシュガードは肌寒さを感じた時に羽織ってもいいですね。
フード付きを選ぶと頭の日焼け対策にもなります。
レギンス
レギンスはパンツスタイルのラッシュガードです。
海やプールの日焼け対策でも活用できますが、フィットネスやヨガなどの運動にも最適で快適な着心地と動きやすさも兼ね備えています。
洗濯をしたり、使い続けるうちに表面加工された部分が剥がれ落ち、UVカット効果が徐々に減ってきます。
UV効果は使い方や洗濯の仕方にもよりますが目安で約1~2年といったところでしょう。
また、黒・ネイビー・ダークグレーなどが日焼けしにくい色といわれていますが、熱の吸収率が高いので暑さ対策が必要になってきます。
日焼け止めクリーム
クリームタイプの日焼け止めは、しっかりと肌に密着して崩れにくいという特徴があります。
塗り心地はしっとりとしていて化粧下地としても使用できるので普段使いできます。
ノンケミカル
日焼け止めを塗るとピリピリ刺激を感じてしまう敏感肌の人は、紫外線吸収剤が配合されていない「ノンケミカル」タイプの日焼け止めをおすすめします。
ノンケミカルには紫外線散乱剤が含まれていて、紫外線を反射させ日焼けしないようにするものです。
紫外線吸収剤とは違い化学反応を起こさないため、肌への刺激が少なく石鹸で簡単に落とすことができます。
使用した後に白浮きや乾燥する場合があることや、汗や水で流れやすく、こまめに塗りなおす必要があることがデメリットでもあります。
一方、紫外線吸収剤とは紫外線を吸収し、化学反応によって熱などのエネルギーに変換することで、紫外線が皮膚まで到達するのを防ぐ働きを持つ化学物質です。
こちらを「ケミカル」といいます。
海にやさしい日焼け止め
サンゴ礁に有害な紫外線吸収剤を含まない、海洋環境に優しい処方のことを「リーフセーフ」といいます。
日焼け止め成分によりサンゴ礁の白化などの環境被害が世界的に問題となっています。
海外では海に入る時に、指定された日焼け止め以外は認めてもらえない国もあります。
日焼け止めに含まれる「オキチノキサート」「オキシベンゾン」がサンゴの幼生の成長を妨げたり、サンゴ礁の白化の原因となることがわかっています。
サンゴ礁が白化すると海洋生物などの海の生態系が崩れてしまい、地球環境にとって大きな影響があるだけでなく最終的に海産物を口にする人間にも及ぶといわれています。
海で遊ぶ時は是非、海に優しいリーフセーフ処方の日焼け止めを選んでほしいです。
海や自然に優しいだけでなく人の肌にも優しいです。
2〜3時間おきに塗りなおすことが大切です。
唇も日焼けします
海に行ったら唇が、カサカサになっちゃった!ってことないですか?
唇も日焼けしますので、しっかり紫外線対策しましょう。
唇がボロボロになったら辛いですよね。
紫外線対策には小物も必須
瞳や頭皮、髪も日焼けするので小物も使用して紫外線からガードしましょう。
サングラス
長時間、強い紫外線を浴びると白内障や黄斑変性(おうはんへんせい)症という視界がゆがんだり目が見えなくなったりする病気を引き起こす可能性があり角膜炎になるリスクもありますので、海で遊ぶ時やアウトドアでのレジャー、日中の大半を強い紫外線の中で過ごす時にはサングラスを着用することをおすすめします。
紫外線カットのサングラスには「紫外線透過率」が数字で表示されています。
レンスがどれだけ紫外線を透過するかを示す数字なので、低いほどレンズの性能が優れているということになります。
紫外線透過率1.0%以下と表示のレンズは紫外線を99%以上カットする事ができるといわれます。
紫外線カットの性能と「レンズの色」は関係がないので、クリアレンズでも紫外線カットのサングラスはあります。
帽子
帽子をかぶることによって頭を直射日光から防ぎます。
黒髪は特に熱を吸収してしまうので直射日光を防ぐだけで5〜10℃前後、頭の温度上昇を防ぐといわれています。
UVカット帽子の加工には2種類の方法があります。
- 繊維に紫外線を反射する微粒子を織り込んでいる加工方法
- 生地に紫外線を吸収する薬剤を染み込ませる加工方法
紫外線を反射する成分が織り込んでいる加工のものが、洗濯してもUVカット効果が持続しやすいです。
顔など絶対に日焼けしたくない人向けの、顔から首周り全体をカバーできるタイプもあります。
真夏は、つば広で顔から首周りをカバーできる帽子は手放せません。
日傘
紫外線対策として女性が使っているイメージが強い日傘ですが、最近では男性用の日傘も多く販売されるようになりましたね。
日傘を使う最大のメリットは紫外線カットをしながら涼しさを確保できることじゃないでしょうか?
日なたと日陰では表面温度に大きな温度差があるといわれています。
いつでも日陰を作り出せる日傘は熱中症対策にも非常に効果的です。
日傘のUVカット機能の効果が持続するのは2~3年といわれています。
紫外線チェッカー
目に見えない紫外線の強さをチェックできる紫外線チェッカーがあります。
日差しが強い日だけでなく、曇りの日でも紫外線は意外と多いので日々の紫外線をチェックしたい人にはおすすめです。
ご紹介した紫外線対策アイテムはいかがでしたか?
最後まで見ていただきありがとうございました。
1日外で遊んで心に栄養チャージした時は、お肌にもご褒美をあげてくださいね。
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